車両保険がおりないケース3選

ちゃんくす
ちゃんくす

どうも、ちゃんくすです。

皆さんは私有車に車両保険を付けていますか?

 廃車予定の車や保険料を抑えたい場合は付けないこともありますが、ほとんどの方は付けられていると思います。


 しかし、車両保険を付けていても、状況によっては補償されないケースがあるというのはご存じですか?


 これははっきりと知らない方も多いのではないかと思いますが、車両保険は付けてるから絶対安心ではなく、いざ補償を受けようと思ったら受けれないということもしばしばあります。

実は私も経験があって、その時は損保勤務の親類ゴンさんのアドバイスに助けられました、、(汗)

ゴン
ゴン

まぁ、あれは仕事のうちでしたね(笑)

今回は、私の経験上、特に気になる補償されないケースとその対処法をお話したいと思います。

そもそも車両保険とは(詳しく)

 

そもそも車両保険って具体的にどんな保険なの?

車両保険は、所有している自動車が事故等により損害を被った際に契約している保険会社から支払われる保険のことを言います。

 付帯は被保険者の任意であり、また保険料は所有する車の年式等、その状態によって増減します。


 これを時価額と言い、その時点での車の価値によって変化します。


 例えば古い車であれば当然価値は下がりますし、新しい車や人気車種であれば価値は上がるでしょう。

そして最も重要なのは、補償を受ける際には修理金額がそっくりそのまま支払われるわけではなく、時価額と修理金額のうち、どちらか低い方の金額が支払われる ということです。

 例えば、時価額が80万で、修理金額が50万だったとすると、低い方の50万が保険会社から支払われることになります。


 逆も然りで、修理金額がたとえ100万だったとしても、車の時価額が80万であれば低い方の80万しか支払われません。

また、支払われたお金の使い途は自由で、そのお金を絶対に修理費用に充てなければならないわけではありません。

なるほど。修理をせずに、例えば新しく車を買い替える費用に充てたりできるわけか。

補償されないケース

まず、主要な補償されないケース以外で大前提となる部分を見ていきましょう。

  • 故意に起こした事故
  • 運転者が年齢条件・運転者限定等を満たしていない場合
  • 保険期間外
  • 車検切れの車での事故
  • 契約車両以外に対しての適用

いろんなパターンがあるんだね。

言うまでもないですが、これらには全て保険が適用されません。

特に運転者限定は運転できる対象者を限定することで保険料を下げられる特約で、本人限定や家族限定などがありますが、限定していることを忘れているケースもあるので今一度確認した方が良いでしょう。

安いと思ってとりあえず限定付けたけど、、って感じか。ちゃんと確認しないとね。

契約者側に大きな過失がある

前提は分かったけど、補償されない主なケースってどんなのがあるの?

まず、契約者側に大きな過失がある場合、たとえ損害を受けても補償されない可能性があります。

 これは人身損害にも言えますが、例えば、交通3悪である”飲酒運転””無免許運転””速度超過”による事故に対しては補償外となる可能性が高いです。


 また、麻薬等の違法薬物の使用や居眠り運転による損害に対しても契約者側の過失と判断されます。

どれもドライバーとしては論外だけど、例外はないの?

過失か否かは飽くまで保険会社が判断するので絶対に補償外となるとは言い切れませんが、妥当性に欠ける不要な補償をすることはあり得ないので基本的には適用されないと考えて良いでしょう。

交通3悪や違法薬物などは全て確信犯であり、個人の自覚で防ぐことのできるものなので普段からの心掛けを大切にしながら、そのような事態にならないようにしていきましょう。

何事も”日頃の行いが全て”ってことだね。

自然災害・テロによる損害

地震や津波、噴火などの自然災害及びテロリズムによる損害は基本的に補償の対象外となっている保険会社が多いです。

 理由としては広域災害等が起こった際に被災した契約者全てを補償することは困難だからだと考えられます。

え、ほんとに?!災害で補償されなかったら日本やばくない??

大丈夫です(笑) 少しややこしいのですが、自然災害のうち台風、竜巻、高潮、洪水に関しては初めから車両保険に含まれています。

また、地震、津波、噴火に関しては特約を別途付けることで補償されるので、心配な方は付帯することをお勧めします。

そういうことか。。災害もテロも個人でどうこうできるものじゃないし、付けるに越したことはなさそうだね。

エコノミーで契約している

車両保険には特約とは別に、一般型エコノミー型という内容が異なる2種類があります。

 一般型とは幅広いリスクに対応できる内容で、特に何もしなければ当初はこちらの内容で契約されます。


 また、エコノミー型とは、その名の通り保険料を抑えられる内容ですが、その代わりに補償される範囲がかなり狭くなってしまいます。

https://www.sonysonpo.co.jp



 例えば自車(自分の車)×自転車、歩行者、動物、電柱等自動車以外との接触、当て逃げで相手車が不明の場合は補償外となってしまいます。

契約の際に、安易に保険料が安いからといってエコノミーで契約してしまうと、いざという時に全く補償を受けれなくなってしまいます。

“安かろう 悪かろう”ってことか。。やっぱりしっかり考えて契約しないとね。

また、エコノミーで契約したことを忘れているか、もしくはそもそも内容を理解しておらず、事故の際に保険会社に連絡して初めて気づきトラブルに発展するケースも多くあります。

以前、夜間にイタチを轢いてバンパーを破損した時はゴンさんに助けてもらったね、(汗)

でも、ちゃんと一般型で契約していたおかげで補償を受けれから良かったよ。



 コストを抑えることも大切ですが、しっかりとした補償を受けたい場合は一般型で契約しておく方が無難と言えます。

結局どうするのが一番良い?

いろんなパターン教えてもらったけど、結局どうしたらいいの?

よく分からないという方はとりあえず”車両保険一般”で契約しておくことをお勧めします。

また、日頃から安全運転マインドを心掛けていけば、ゴールド免許割引や無事故割引等の適用を受けることも可能になるため、コストとリスクを抑えるためにも安全運転を実践していきましょう。

安全運転マインドか。自分のためにも周りのためにも初心を忘れず運転していかないとね。

ちゃんくす

30代クルマ・バイク好き。新しいことに挑戦したくていろいろ手を出しています。主に自動車や資格関連の記事を書いているのでお役に立てれば幸いです。

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