30代高卒が知識0から簿記3級を取得した話

簿記

 どうも、ちゃんくすです(^^) この記事では、当時、30代高卒社会人で転職を考えつつ、通信大学への入学を控えていた私が、転職及び大学の単位取得にも役立つ簿記3級を取得するまでの話を書いています。

  • 簿記3級の勉強方法
  • 試験の種類
  • 実践的な合格方法

 取得に至った詳しい経緯については別の記事に書いているので興味のある方はご覧になってください。
 【実録】30代高卒が働きながら通信制大学へ挑戦した軌跡
 将来のための資格取得として、簿記3級を取得しようと考えている方の参考になれば幸いです。

将来、経理職に就くために簿記3・2級の合格を目指すなら【Accountant’s library】

はじめての簿記と勉強方法

 まず勉強方法としては、「みんなが欲しかった!」シリーズの「簿記の教科書 日商3級」という参考書(大学出願後、送られてきた教材の1つです)をメインとして一通り読み込み、仕訳問題については「パブロフ簿記3級」というスマホアプリをスキマ時間等を使って利用しました。

出典:https://www.amazon.co.jp

 この2つを併用するだけでも、簿記に関しては素人だった私でもかなり理解を深めることができました。

 また問題演習については、新たに購入するのはもったいないなぁ(笑)と思ったので、各種サイトに無料で出回っている過去問等をコピーして、実践的な試験対策をしました。

 このほか、いきなり試験対策用の参考書では難しいという方には、「はじめての人の簿記 入門塾」という簿記の入門書がおすすめです。

出典:https://www.amazon.co.jp

 マンガ形式で書かれており、簿記を全く知らない人でも分かり易く、軽いノリで読み進めていけますよ(^^)

試験の種類と方法

 試験については統一試験ではなく、各都道府県にあるテストセンターで受験可能なネット試験(CBT方式)を受験しました。

 ネット試験を選んだ理由は、年3回しか実施していない統一試験と違い、毎月コンスタントに受験可能なネット試験の方が予定を立て易かったからです。

 またネット試験の場合、仮に落ちたとしても、3日後以降であれば再度受験可能ということだったので、試験の感覚が残っている間に何度でも連続で受けることができたからです。(お金はその分掛かりますが。。)

 CBT方式であるネット試験は、その名の通りパソコンを使います。
 そして、試験開始のボタンを押すと、受験時間の60分からカウントされ、時間が減っていきます。

 難易度についてはペーパー試験と同一とされていますが、画面に写し出された問題を解いていくので、問題用紙に直接計算等を書き込むといったことはできません(ペラ紙は貰えます)

 解答もキーボードで打ち込んでいくので、タイピングやテンキーの操作に慣れていないと、解答の打ち込みに意外と時間が掛かり、面食らう可能性もあります。

 ネット試験の練習については、先程紹介した「パブロフ簿記3級」のアプリで、ネット試験の模試が受けれるので不安な方はやってみた方が良いと思います。(有料版のみで利用可)

実践的な合格方法

 第1問の仕訳問題については、毎日アプリで勉強していた分、比較的すらすらと解答することができましたが、それでも1、2問自信のない問題がありました。

 配点については3点×15問で計45点となるので、基本的には第1問を全問正解する気持ちで取り組まないと合格はかなり厳しくなります。

 しかしながら、問題の傾向はハッキリ出ているので、苦手な勘定科目等を重点的に勉強すればコンスタントに得点できるようになると思います。

 続いて、第2問と行きたいところですが、2問目は飛ばしましょう(笑)
 これは簿記3級のセオリーで、第2問は範囲が広く対策が難しいため、基本的に飛ばして先に第3問をやり、残りの時間で最後に手を付けるのが良いと言われているからです。

 簿記試験は時間管理も合格のためには非常に重要な要素となるので、難しい第2問でつまづいて時間を奪われると第3問をやり切ることができなくなってしまします。

 更に、配点も20点と低いため、無理にやらなくても、第1問の45点と第3問の35点を取れば80点で合格点の70点を余裕で越えれるようになっています。

 最後に第3問ですが、内容としては決算整理仕訳をもとに、精算表や財務諸表を作成する問題が出題されます。難易度としては慣れればそこまで難しくはないのですが、やはりたくさんの解答を打ち込む作業に時間を奪われます

 そこでコツとしては、決算整理仕訳をいちいち紙に書き出さずに、問題を読んでそのまま理解して、直接解答を打ち込むやり方がベストだと感じました。

 決算整理仕訳は何個かは捻った問題があるのですが、ほとんどは簡単な仕訳ばかりなので、紙に書き出す時間が無駄です。

 見た瞬間すぐに仕訳を理解できるレベルまで到達することが、試験全体を通して、合格への1つの基準になると思います。

結果は、、?

 さて、60分間で全ての能力を結集し、時間制限が来て試験終了するまで、時間一杯最後までやり切りました。。めっちゃ疲れました(笑)

 私は正直、自信は全くなかったのですが、確認ボタンを押して合否を確認しなければなりません。(この時めちゃくちゃドキドキします(汗))
 そして緊張の結果は、、、、、合格でした!!
 内訳については、第1問45点 第2問6点 第3問23点の計 74点 ギリギリでした。。(汗)

 間違えた箇所は教えてもらえないので、少しモヤモヤした気持ちも残りましたが、とにかく合格することが目標だったので結果オーライです。(笑)

 これから受験される方も、最後まで諦めずに試験をやり切ってください(^^)

 諦めたらそこで試合終了、、ですよ!(笑)

ちゃんくす

30代クルマ・バイク好き。新しいことに挑戦したくていろいろ手を出しています。主に自動車や資格関連の記事を書いているのでお役に立てれば幸いです。

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